『室内楽の調べ』演奏会を終えて

ブラームスのクラリネット三重奏が弾きたいね!という話から始まった今回の演奏会。

コロナ禍の文化芸術活動の支援で岐阜県から助成の募集があり、そちらに採択していただけて実現したものです。

自分たちだけでひとつの演奏会を開くのって、本当に大変なんです。

金銭面の負担もとても大きなものですが、演奏以外のこともたくさん考えなければいけません。

有料公演だとしても黒字になる演奏会ってまずないです😅

みんな演奏の研究のためにやっているんですよね。殆どが利益度外視です。

それはおいといて🤔

ブラームスの楽曲は、初見(聴)だと、わかりにくい・難解な部分があります。

しかし噛み砕いて深めていくと、なんということでしょう…こんなに素晴らしい音楽だったんだ…と。。。

驚くこと間違いなしです。

ぜひ聴き込んでみてください😊

↑あれこれ意見を出し合いながら合わせます。

今回のブラームスのクラリネット三重奏曲というのは、クラリネットにおいて、チェロにおいて、珠玉・憧れの立ち位置にある楽曲なんだそうです。

ピアノを専門に勉強してきた人間(私)にとっては、ブラームスというと、2つのラプソディーやピアノソナタ、6つの小品 などが主流で…

なんと、お恥ずかしいことに2人に教えてもらうまでこの曲のことを知りませんでしたーー🤣

ピアノの視点からみるアンサンブルというと、ピアノが主役のピアノトリオ、ピアノ○○という曲とばかり接点を持ってきたので、

クラリネットという楽器とのトリオは私にとっては貴重な、めずらしいものでした。

今回の取り組みで、こんなに素晴らしい作品があるということを知り、それを研究できたというだけでも私にとって大変ありがたい機会でした。

前回のコンサートでもそうでしたが、それぞれの楽器がよりよく聞こえるバランスに常に気を配っていたことは、大変勉強になりました。

ホールのステージ上の、楽器の位置や向きを少し動かすだけで、驚くほど音の飛びが変わったりするんです。

ピアノやクラリネットの高音域はよく響くのですが、チェロの低音が他の音に埋もれてしまいがちで、そのバランスがとても重要でした。

位置が固定されているピアノパートは、他の楽器に合わせて全体のバランスを取る特に重要な役割を担っています。

しかも各パートの旋律が複雑に絡み合い、出たり引っ込んだり忙しいこの曲…(技術的にも難しい🤭)

頭フル回転です🤯

実は本番すごく緊張していましたが、

流石みんなプロ。

本番のフレーズの持って行き方、テンションの上げ方、その瞬間だけの尊い美しさがありました。

クラの真子ちゃん、

チェロの真穂ちゃん、

本当にありがとうございました。

意図せずドレスがクリスマスカラーになりました😂

アンケートにも嬉しいことがたくさん書いてありました。

私の生徒さんと思われるものもいくつかあって、みんな愛おしいことを書いてくれていました😭ありがとう〜😭

受付もコロナ対策万全の体制で準備しましたよ。

開場前の長良川ホール。

調律中。

また、精進します!

みなさま本当にありがとうございました。

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