厳格なる変奏曲Op.54/のだみ先生弾いてみたop.5

こんにちは!

野田知美です😊

先日に引き続き、YouTubeに演奏動画を公開しましたのでご紹介です。

Mendelssohn Variations sérieuses Op.54

(メンデルスゾーン 厳格なる変奏曲op.54)

この曲は、メンデルスゾーンのピアノ曲の中でも傑作の一つと言われており、実際にメンデルスゾーン自身も、この曲の出来に満足している、と言った記録が残っています。

メンデルスゾーンは、ユダヤ人銀行家の裕福な家に生まれ、幼少の頃からさまざまな教育を受けた教養のある人でした。音楽の才能だけでなく、絵の才能もあり、彼の書いたスケッチなども残っております。

メンデルスゾーン自身、若いころから名声を獲得し、ヨーロッパ各地で大人気でしたが、メンデルスゾーンの功績は作曲家としてだけではありません。

当時人々の記憶から消し去られてしまっていたj.s.BACHの偉大な作品、マタイ受難曲を掘り起こして再演し、BACHの価値を人々に広めたことが、歴史的に大きな功績の一つと言われています。

今回演奏した、厳格なる変奏曲 は、ベートーヴェンを称えて当時の一流の作曲家達が作品を出し合った、『ベートーヴェンアルバム』という作品集(楽譜)に載せるために作曲されました。

ベートーヴェンの作品のオマージュというわけではなく、メンデルスゾーン自身のテーマによる変奏曲となっています。

メンデルスゾーンの楽曲の特徴と言えば、流麗な音の流れと気品のある音楽性だと思います。

厳格なる変奏曲は、その特徴も十分に味わうことができ、また変奏ごとのさまざまな音楽的性格の表現もあり、とても聞き応えのある作品です。

さまざまな技巧も登場し、メンデルスゾーンのピアノ曲の中では難易度も最上です。

よろしければYouTubeで聴いてください💕

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